カスタムユーザーステータス

カスタムユーザーステータスは、DTAのエージェントの受付ステータス(休憩、会議など)をカスタマイズして表示することができる、というものです。カスタム受付不可ステータスの対象は、ユーザーグループごと(通常は部署)、または組織全体です。

このセクションで説明する標準機能により、簡単なステータスを追加することができます。拡張機能を使用すると、より複雑な状況をステータスとして設定できます。

  1. 「組織」 > 「カスタムユーザーステータス」を選択してください。
  2. 対象のユーザーグループまたは[組織のデフォルト]を選択してください。選択したユーザーグループに対して、現在、設定済みのステータスがリスト表示されます。

  1. 「ステータス名」フィールドにカスタムユーザーステータスを入力し、「追加」をクリックしてください。
  2. さらに追加したい場合は、上記と同様のことを繰り返してください。

メモ:カスタムユーザーステータスがアサインされていないユーザーグループに対しては、「組織のデフォルト」のリストから、カスタムユーザーステータスを選択できます。

エージェントのサービスタイプ「ポータルの設定」権限と「カスタムエージェントステータス」権限を付与した場合、そのエージェントもカスタムユーザーステータスを作成できます。

拡張機能

拡張機能を使用すると、管理者は「受付不可」以外のカスタムユーザーステータスタイプを設定できます。また管理者は、転送ルールを定義する際に、特定のカスタムユーザーステータスのユーザーに対しての挙動を、connect stormに、考慮させるかどうかを設定することができます。 

この拡張機能を使用すると、同じ(または類似した)状況で異なるカスタムユーザーステータスを使用することができます。言語や用語の違いを考慮する例を挙げると、カスタムユーザーステータスとして「Training」を選択しているエージェントグループも、「練習」を選択しているグループも、同じように着信をルーティングさせるなど。ステータスコードを使用すると、異なるカスタマーユーザーステータスを一つのグループにまとめることができます。これらのステータスコードは、VIEWで利用できます。VIEW内で管理者がエージェントアクティビティのモニタおよびレポート作成する時に役立ちます。

カスタムユーザーステータスには、下記のようにマークを付けることができます:

着信をルーティングする場合、FLOWスクリプトとキューの一致ルール内で、この設定を考慮するように設定できます。 

  1. 「組織」 > 「カスタムユーザーステータス」を選択してください。

  2. 設定済みのステータスコードは、「ステータスコードの設定」パネルに一覧表示されます。ステータスコードをさらに追加する時は、名前を入力して「追加」をクリックしてください。
  3. 対象のユーザーグループまたは[組織のデフォルト]を選択してください。選択したユーザーグループに対して、現在、設定済みのステータスがリスト表示されます。

  4. 「ステータス名」フィールドにステータスの名前を入力してください。
  5. 「ステータスタイプ」フィールドを使用し、ステータスがアクティブなときに適用する下記のいずれかの値を選択します:


受付可:ユーザーはすぐに対応できます。
受付不可:ユーザーは対応できません。
受付可ー内線のみ:ユーザーは、内線のみに対応できます(ハントグループへの着呼を含む。キュー経由は対応不可)
受付可直通のみ:ユーザーは、直接ダイヤルされたコールのみを受信できます。スイッチボードやキュー経由は対応できません。(ハントグループへの電話には対応できません。)

  1. アクティブなステータスの場合は、「アクティブステータスとして見なしますか?」チェックボックスを選択してください。それ以外は、選択しないでください。(前のフィールドで「受付可」が選択した場合は、チェックボックスが選択された状態となり、変更できません)。
  2. ステータスをステータスコードで化する場合は、「ステータスコード」フィールドから選択してください。
  3. 追加」をクリックしてください。
  4. さらに追加したい場合は、上記と同様のことを繰り返してください。