カスタムユーザーステータスは、DTAのエージェントの受付ステータス(休憩、会議など)をカスタマイズして表示することができる、というものです。カスタム受付不可ステータスの対象は、ユーザーグループごと(通常は部署)、または組織全体です。
このセクションで説明する標準機能により、簡単なステータスを追加することができます。拡張機能を使用すると、より複雑な状況をステータスとして設定できます。
メモ:カスタムユーザーステータスがアサインされていないユーザーグループに対しては、「組織のデフォルト」のリストから、カスタムユーザーステータスを選択できます。
エージェントのサービスタイプに「ポータルの設定」権限と「カスタムエージェントステータス」権限を付与した場合、そのエージェントもカスタムユーザーステータスを作成できます。
拡張機能を使用すると、管理者は「受付不可」以外のカスタムユーザーステータスタイプを設定できます。また管理者は、転送ルールを定義する際に、特定のカスタムユーザーステータスのユーザーに対しての挙動を、connect stormに、考慮させるかどうかを設定することができます。
この拡張機能を使用すると、同じ(または類似した)状況で異なるカスタムユーザーステータスを使用することができます。言語や用語の違いを考慮する例を挙げると、カスタムユーザーステータスとして「Training」を選択しているエージェントグループも、「練習」を選択しているグループも、同じように着信をルーティングさせるなど。ステータスコードを使用すると、異なるカスタマーユーザーステータスを一つのグループにまとめることができます。これらのステータスコードは、VIEWで利用できます。VIEW内で管理者がエージェントアクティビティのモニタおよびレポート作成する時に役立ちます。
カスタムユーザーステータスには、下記のようにマークを付けることができます:
着信をルーティングする場合、FLOWスクリプトとキューの一致ルール内で、この設定を考慮するように設定できます。
受付可:ユーザーはすぐに対応できます。
受付不可:ユーザーは対応できません。
受付可ー内線のみ:ユーザーは、内線のみに対応できます(ハントグループへの着呼を含む。キュー経由は対応不可)
受付可ー直通のみ:ユーザーは、直接ダイヤルされたコールのみを受信できます。スイッチボードやキュー経由は対応できません。(ハントグループへの電話には対応できません。)