コールバックの設定

コールバックの設定により、コール終了後でもキュー内コンタクトをコールバックできます。コールバックの設定は、該当するキューのACDトリートメントで行います。

  1. 「ルーティング」 > 「トリートメント」 > 「トリートメントを表示」を選択してください。
  2. 対象のトリートメントの「編集」 ボタンをクリックしてください。

  1. 「トリートメントの編集」画面で、「コールバックを有効にしますか?」チェックボックスを選択してください。

  1. このセクションのコールバックパラメータの値を調べ、設定してください。

設定詳細については、画面フィールドのヘルプの説明と以下のメモを参照してください。

パラメータ

メモ

コールバックDTMFコード

発信者がキュー内で待機する代わりにコールバックをリクエストするのに必要なDTMFキーシーケンスを入力してください。

コールバック時のエージェント予約を行いますか?

コールバックが行われる前にエージェントを確保するために、「顧客に電話する前にエージェントを確保する」を選択すると、顧客はすぐにエージェントに接続されます。

「まず、顧客に電話し、その後に受付可能なエージェントを検索する」を選択すると、通話をエージェントに接続する前に、顧客に通話します。このオプションを選択すると、コールバックがキューに入り、受付可能なエージェントが対応するまでに、顧客がエージェントと話ができないまま待ち時間が経過します。

メモ:「顧客に電話する前にエージェントを確保する」設定がデフォルトの動作であり、推奨されるオプションです。顧客がこのオプションを希望する可能性が高く、放棄呼になる可能性が低いためです。

エージェントが応答するまでのコールバック待機時間を算出しますか?

レポーティングに使用する待機時間の算出方法を変更してください。選択した場合、待機時間は、発信者がコールバックをリクエストしてからエージェントが通話に応答するまでとなります。未選択の場合は、発信者がコールバックに応答すると、コールバック待機時間が終了します。

コールバックの最大試行回数

システムがコールバックを試行する最大回数を定義します。ここで設定した試行回数後もコールバックが接続されない場合、コールバックは放棄されます。

再試行の間隔(秒)

コールバックの再試行間隔(秒)を定義します。

コールバックリクエスト確認プロンプト

このフィールドを使用し、コールバックをリクエストしてから通話を切断するまで発信者に再生されるプロンプトを提供するオプションファイルを選択してください。

コールバックウィスパープロンプト

このフィールドを使用し、コールバックに対応するまで発信者に再生されるプロンプトを提供するオプションファイルを選択してください。このプロンプトはオプションです。

顧客名をリクエストしますか?

発信者に名前の録音を求める場合は、このチェックボックスを選択してください。エージェントがコールバックに応答すると、この録音がウィスパープロンプトとして応答エージェントに再生されます。

発信者に電話番号の再入力を要求する際に名前の再入力も要求する場合は、「すべての情報を再入力してください」チェックボックスを選択してください。

顧客のコール理由をリクエストしますか?

発信者に通話理由の録音を求める場合は、このチェックボックスを選択してください。エージェントがコールバックに応答すると、この録音がウィスパープロンプトとして応答エージェントに再生されます。

発信者に電話番号の再入力を要求する際にコールバックをリクエストする理由の再入力も要求する場合は、「すべての情報を再入力してください」チェックボックスを選択してください。

コールバックプロンプト再生の下限しきい値の有効化

このチェックボックスを選択すると、最小推定待ち時間を設定するのに使用する追加フィールドが表示されます。推定待ち時間がこの値よりも長い場合、「コールバックプロンプト」を再生します。

コールバックプロンプト再生の上限しきい値の有効化

このチェックボックスを選択すると、最大推定待ち時間を設定するのに使用する追加フィールドが表示されます。推定待ち時間がこの値よりも短い場合、「コールバックプロンプト」を再生します。

コールバック番号の最大入力回数

このフィールドを使用し、お客様がキューに戻される前にコールバック番号を入力できる最大試行回数(1~5)を設定できます。

コールバック期限を有効化

このチェックボックスを選択すると、追加フィールドが表示されます。

「タイムアウト(分)」フィールドを使用し、コールが期限切れになるまでのコールバックキューに滞在する時間(分)を設定してください。設定されたタイムアウトを超過したコールバックをキューから自動的に削除します。

携帯番号を使用してコールバック期限が超過したことを通知するSMSメッセージを発信者に送信する場合は、「コールバック期限にSMSを送信」フィールドを選択してください。

「SMS送信元」フィールドを使用し、コールバック番号に送信される送信者IDを入力します(送信者IDには、最大11文字の英数字を含む名前またはブランドを設定できます)。

「SMSの内容」フィールドを使用し、SMSメッセージの内容を指定してください。SMSメッセージのサイズによって、内容が分割されて送信される場合があります。

コールバックスケジュール

コールバックスケジュールで、コールバックをキュー内の発信者に提供する期間を指定します。スケジュールは、「サービス」 > 「スケジュール」で設定してください。

  1. 「トリートメントの更新」をクリックしてください。