キュー内コンタクトのオーバーフローの設定

発信者の待ち時間が過度に長くならないようにするため、以下の方法でキュー内のコンタクトをオーバーフローさせることができます。

別の転送ルールの追加

  1. ACDキュー
  2. プライマリ転送ルール
  3. メインのエージェントグループ
  4. セカンダリ転送ルール
  5. オーバーフローエージェントグループ
  1. 「storm Contact」 > 「キュー」 > 「一致ルールの追加」(または、「キューの編集」画面の「一致ルールの追加」)を選択してください。
  2. 「一致ルールの追加」画面で、オーバーフローさせるキューが選択されていることを確認してください。
  3. 一致ルールにわかりやすい名前を付け、「ルールを追加」をクリックしてください。
  4. キューがコンタクトをオーバーフローさせるエージェントグループを選択してください。

  1. 「待機基準」パネルで、適切な待機オプションを選択してください。

オプション

転送ルールが実行されるタイミング

予想待ち時間

キュー内のコンタクトの予想待ち時間(秒)です。予想待ち時間は、前のコールの処理に要した時間と現在キューに入れられているコールの数に基づいて、実行時に計算されます。

現在の待ち時間

コンタクトがキュー内で待機している時間(秒)です。

キュー内の待ち呼数

キュー内のコンタクトの最低数です。

エージェント受付可能時間(秒)

エージェントが受付可能になってから経過した時間です。エージェントが複数のキューに対応中の場合、このフィールドを使用し、他のキューより優先度の低いキューを設定できます(一致ルールは最も早くコールに応答するエージェントを見つけようとします)。

このフィールドは、通常、アウトバウンドキューの転送ルールで使用されます。これにより、アウトバウンドキャンペーンからエージェントにルーティングされるコールを遅延させ、インバウンドキューのコンタクトに応答する時間を確保します。

  1. 「ルールを更新」をクリックしてください。

メモ:必要な数の転送ルールを追加できます。ルールは、前のルールがエージェントにコンタクトをルーティングできない場合にのみ実行されます。複数のルールの実行順は、「キューの編集」画面で変更できます。

ACDトリートメントの拡張設定

  1. ACDトリートメント
  2. ACDキュー
  3. エージェントグループ
  4. 拡張設定へのオーバーフロー

受付可能なエージェントがいない場合、すぐにオーバーフローさせるには、以下の手順を実行します。

  1. 「ルーティング」 > 「トリートメント」 > 「トリートメントを表示」を選択してください。
  2. 対象のトリートメントの「編集」 ボタンをクリックしてください。

  1. 「トリートメントの編集」画面で、「アクティブエージェントがいない場合にオーバーフローしますか?」チェックボックスを選択してください。
  2. オーバーフロールールを作成してください。「別の転送先へのオーバーフローの設定」を参照してください。

ACDトリートメントで設定したタイムアウト内にエージェントが応答しないときにオーバーフローするには、以下の手順を実行します。

  1. 「ルーティング」 > 「トリートメント」 > 「トリートメントを表示」を選択してください。
  2. 対象のトリートメントの「編集」 ボタンをクリックしてください。
  3. 「トリートメントの編集」画面で、「トリートメントのタイムアウト」チェックボックスを選択し、値を入力してください。
  4. オーバーフロールールを作成してください。「別の転送先へのオーバーフローの設定」を参照してください。